GLOBAL CREATIVE TRIP

海外のブランド事例やクリエイティブトレンドをいちはやくレポート

SXSW インタラクティブ・イノベーション・アワード

先ほど、SXSW名物の1つであるインタラクティブイノベーション・アワードが開催されました!

<現地時間3月14日(火)19:00・日本時間3月15日(水)9:00>

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全13カテゴリーあり、最も新しく、優れたインタラクティブテクノロジー、デジタルクリエイティビティを表彰するものです。

そこから、受賞者のいくつか、ご紹介いたします!

 

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SXSW ラグジュアリーブランドの未来

今の消費者、特に今後の主要購買層として期待されているミレニアル世代はモノの所有より、経験と体験に価値を置いている、というのが話題によくあがります。

 

そんな中、高価なモノを提供しているラグジュアリーブランドはどう変化していくのか。その話題にスポットライトを当てた「The Future of Luxury(ラグジュアリーの未来)」というセミナーに参加してきました。

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参加していた企業は、Jaguar Land Roverというイギリスの自動車会社と、DIAGEOというイギリスの酒造メーカーです。

 

この2つの企業は、体験重視の時代の中で、ラグジュアリーをどう考えているのか。

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SXSW ブランドと消費者の会話

テキサス州のオースティンで開かれているSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)いよいよ始まりました!

 

今年3年目の参加となるのですが、毎年参加しているのが、SXSW中心地から少し離れたところでひっそりと行われるブランド中心の話をまとめたカンファレンスOMMA@SXSWです。

 

オースティンでは珍しく雨続きとなっている中、参加したこのカンファレンスの1つ目のセミナーは、「Talk to the Brand: AI, Bots, and Conversational Marketing」というタイトルのもの。

 

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Mobile World Congress 3日目 THINGS<EXPERIENCES

モバイル・ワールド・コングレス3日目、朝イチのセミナーはLive Nationという世界最大のコンサートプロモーション会社による「The Power of Live(ライブの持つ力)」というセミナーでした。MWC会期中、Facebook Liveなどのライブストリーミングコンテンツの可能性についての話が多くあがっておりますが、今回の"Live"とは、生イベント、体験のことを指しており、体験の持つ力、モバイルの進化によっての更なる体験の拡張のお話でした。

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児玉のiPhoneより(Si!サッカーは全く詳しくないですが観戦してみました)

 

生活者はモノより体験に価値を置いているというのは、数値でも見れることです。

ミレニアル世代の72%はモノよりも体験・経験にお金を費やしたいと思っている。

 

では、モバイルによって、その体験はどう進化していくのでしょうか。

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Mobile World Congress ☆おまけ その2☆

映画好きなの人、必見のコンテンツストリーミングサービスのご紹介を!

NETFLIX、HULU、AMAZONなどに登録していればいいや」と言わず、ひと月5,99ユーロだったら加入してもいいかな、と思うサービスをセミナーで知りました。

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MUBIウェブサイトのスクリーンショット

 

MUBIとは、毎日1本、専門キュレーターが厳選してセレクトした映画を紹介するコンテンツストリーミングサービスです。1本追加されるごとに、1本削除されるというシステムで一度に30本の映画のみ、提供しています。

 

NETFLIXでいいじゃん!」という声が聞こえてきそうですが、このようなキュレーションサービスは今後どんどん増えていく傾向にあると思います。というのも、今はコンテンツの量が多すぎて、ストライクゾーンになかなかハマらない、というのが現状。

 

ただ、MUBIのCEOであるEfe Carakel曰く、このサービスはNETFLIXの代わりになるものではなく、NETFLIXの脇役的存在として作ったのだ、と。長い目で見て、将来的にコンテンツストリーミングサービスはNETFLIXAmazonGoogleAppleの四天王に支配される、という。資本の桁が違いすぎて、太刀打ちできず、その四天王と差別化できるサービスを考える必要があり、ニッチなマーケットで攻めた、とのこと。

 

基本的にはアートハウスシネマを中心としたセレクションであり、特定のファンベースをターゲットにしているため、コミュニティ感が強く、根強いファンがいる。今後、クラシック映画、ボリーウッド、フランス映画、など特定ジャンルのコンテンツストリーミングサービスが出てくるのでは、と予想していました。

 

 

Mobile World Congress ☆おまけ その1☆

コンテンツとメディアについてのセミナーが開始する前に流れているリールに釘付けになったので、番外篇として、ご紹介!

 

この動画はJukin Mediaというユーザー・ジェネレーテッド・コンテンツを取り扱う会社のリールであり、毎年、年間のベストコンテンツをオムニバスに編集しているものですが、ユーザー・ジェネレーテッド・コンテンツのパワーを感じたので、ご紹介!

 

"People are Awesome(人間って最高!)"というYouTubeチャンネル内に置いている動画で、人間が成し遂げれるすごい行為を紹介しているのですが、私がこの動画の一番好きなところは、何かすごいことを達成した後の人々の喜び方、達成感に人間味を感じ、本当に人間って最高、と思えるところかもしれません。

 

もちろん、いろんな動画をオムニバスに編集することによって見ごたえが増ます、というのもあると思いますが...。

Mobile World Congress 2日目 テクノロジーを使ってブランドLOVE♡

モバイルワールドコングレス2日目、多くのブランドの話を聞いていると、どのブランドもどうテクノロジーを使って、消費者のニーズをどう満たせられるか、というのを考えている。

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Olayウェブサイトより

 

テクノロジーが進化する中、モバイルファースト(本日のセミナーでは"モバイルオンリー”とまで言ってました)になりつつある中、ブランドの立ち位置として根本的に変わらないのは、すべては消費者のためであるべきであり、消費者への理解に基づいたコミュニケーションであるべき、ということ。

 

その消費者を理解する中で多くのブランドが口にしていたのは、ここ数年よく耳にする

PAIN POINT (ペイン・ポイント)

 

<プチ英語講座>

Pain: 苦痛、痛み Point: 点、ポイント

直訳すると:苦痛の点

意訳すると:苦痛と思うポイント、面倒くさいと思うこと

 

消費者のPain Pointをテクノロジーとモバイルを使用して、サービスや良い体験へと作り変えている事例をいくつかご紹介します。

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