カンヌ5日目、午前中のメインステージはグローバルブランドのセミナーのオンパレード!
アディダスからはじまり、毎年恒例のユニリーバ、そして、ロレアル、Oh My!
今回は、ロレアルのセミナーで紹介された「Because I'm Worth It」という往年のコピーを今の時代へと反映させた内容をご紹介いたします。
続きを読むカンヌライオンズ4日目!
昨夜にオープンニングパーティーが開かれたにもかかわらず、本日10:00〜の朝一のセミナーは多くの立ち見が出る大盛況ぶりっ!
その理由は、MascterCardのスーパースター、Raja RajamannarというCMOが登壇だったから!...と言いたいところですが、おそらく、ハリウッド女優のHalle Berry見たさに集まった方も多かったのではないでしょうか。
Rajaに隠れて、Halleが見えない...。
続きを読むカンヌライオンズの初日といえば、ライオンズヘルスの初日でもあります。
いくつか、ヘルスのセミナーを受けてみたのですが、1つ浮かび上がった言葉が
HUMAN CENTRIC(人を中心に考える)
続きを読むカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル、ついに開幕です!
確実に後半にはボロボロとなる8日間、ゴングが頭の中で鳴り響く中、激しい日差しに首の皮膚がやられる中、てくてくとセミナー会場へ。
続きを読むSYOSSというシャンプーのTVCFのご紹介です。
朝の慌ただしい様子を物語る短いクリップの集合体、サスペンス調の音楽、そして、ナレーションの内容と独特の音質。すべてがうまく絡みあって、不穏な、奇妙な空気感が漂う完成度の高い広告です。
作品名のThe Thiefとは、「泥棒」という意味。その「泥棒」とは、朝の貴重な時間を盗んでいく「通勤」のこと。
コピー内容
My daily commute is a thief, a burglar, who steals away my precious time.
朝の通勤は、私の貴重な時間を盗んでいく泥棒、盗人である。
A mugger, who lies in wait for me.
私を待ち伏せする強盗犯。
Waits until I am half awake and then quite brazenly, robs me of my morning.
私が半起き状態であるのを待ち、堂々と、私の朝を盗んでいく。
“Okay lady, hand it over.”
「おい姉ちゃん、こっちへよこせ」
“Please no! Not again” I cry.
「いや、お願い!もう勘弁してっ。」と私は訴える。
But my commute is cruel.
しかし、私の通勤は残酷である。
It shows no mercy.
慈悲のカケラもない。
It steals my breakfast, my long hot shower and that priceless me time.
私の朝食を、熱々のシャワーを、お金では変えない大切な私だけの時間を盗んでいく。
I need to do my hair!
髪の毛をセットしないと!
Yes, it takes that too.
ええ、その時間までも盗んでいく。
Heartless.
無情。
I don’t want to arrive looking like this.
こんな姿で到着したくない
I want to stride through the office with a mane of golden fire.
黄金に燃え上がる髪で、堂々とオフィスを颯爽と歩きたい。
I want to turn heads, raise heartbeats, taunt ex-lovers.
人を振り向かせ、心拍数をあげ、元恋人たちを冷やかしたい。
I want to be ... her.
私は、.....彼女になりたい。
There she is again. The mystery girl with the perfect hair.
今日もいた。完璧な髪を持つ、神秘的な彼女。
Why is she spared her morning glory?
なぜ彼女だけ、朝を奪われていないの?
Where is her head of shame?
なぜ彼女の頭は恥辱に満ちていないの?
Look at us. Lost souls bound for bad hair central.
私たちを見てよ。「ひどい髪駅」行きの魂を失った者たち。
What witch craft sets her apart from us mere mortals?
ちっぽけな人間である私たち、彼女との違いとは、一体どんな魔力?