GLOBAL CREATIVE TRIP

海外のブランド事例やクリエイティブトレンドをいちはやくレポート

Content Marketing World in Cleveland!

本日より、コンテンツマーケティングワールドと言われる
その名の通り、コンテンツマーケティング専門のカンファレンスへ参加しております。

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場所は...なぜかオハイオ州クリーブランド市...。
知っている人だと、なぜここ!?と思うくらい、微妙なところなのです。

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本日は4日間あるカンファレンスの初日。
まだ序盤、といった感じで、本会場の設営が行われているのを片目に
本日はモバイルコンテンツについてのワークションップに参加してきました。

2013年、モバイルで過ごす時間がデスクトップで過ごす時間を超え、
1日の中でスマホに触れる回数は、なんと平均130回!
下世話ですが、ミレニアルの91%がトイレでの中でもスマホを使うと告白。

ワークショップの講師は5年以内にスマホを体内に埋め込む人が出てくるであろう、と断言。
ほんとですか〜!?

それはさておき、
生活で欠かせない存在であるモバイルのコンテンツのあるべき姿とは?

ワークショップで話されたモバイルコンテンツにおいてのキーポイントを
いくつかご紹介します。

Overstuffing is a result of lazy packing
詰め込みすぎは怠けた荷造りの結果である。

バイルに関しては、必要最低限の情報を。
デスクトップのホームページがすでに存在し、それのモバイル版を制作、という流れがよくありますが、
それだと、どうしてもモバイル版にデクトップに存在する色々なコンテンツを詰め込みがち。
これは人間の特性であり、何もない状態から組み立てることに関して問題はないが、
すでに存在している状態からものを減らしていく、というのに人間は抵抗がある。
なのでシンプルで機能的なモバイルサイトを作るには、
バイルファースト、モバイルから考える必要があります。

レスポンシブを作れば、モバイル対応になる、ということではなく、
バイルのためにコンテンツを整理することによって、はじめてモバイル対応、となる。

Make the Trigger as easy as possible
動作はなるべく簡単に。
ユーザーにストレスを与えないよう、なるべく簡単なデザインにすることが重要。
ボタン1つクリックするために、知りたい情報を読むために、
ユーザーに画面を拡大させる、その行為1つですら、ダメ、なのだとか。

【モバイルページ内の電話番号の最低な例】
バイルサイトで電話番号が表示されているのに、
その数字をタップしても自動的に通話が開始されない!
本来、通話が主な目的の携帯電話なのに!
仕方がなく、電話番号を暗記して、電話番号を入力して、電話番号が間違っていないか、もとのページに戻ったりして、行ったり来たり。
そんな経験ございませんか?なんてストレスフル!

Try it on a 3G connection
3Gで試してみよう!
必ずしも4Gの環境で見られているとは限らない。
iPhone、アンドロイドなど、他機種でモバイルサイトをテストするのと同時に、3Gではロードするのにどれくらい時間がかかるのか、試してみよう!

バイルで見られている、ということは、ほとんどの場合、それはすぐに欲しい情報だから。
なるべくストレスにならないよう、モバイルではロード時間が短いよう、コンテンツは軽くすべし!

If it's not easy to find, it doesn't exist
探しづらいのであれば、それは存在しないのと同じ。
特に補足が必要ないくらい、わかりやすいポイント。
ユーザーにあまり考えさせない、シンプルで分かりやすい作りを、という意味です。

バイルでのユーザーエクスプリアンスをなるべく快適なものに!

そんなことを考えながら、
はじめて参加するコンテンツマーケティングワールド、幕開けです。

Good Night!