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GLOBAL CREATIVE TRIP

世界各国を旅しながら働く児玉が、海外のクリエイティブトレンドをいちはやくレポートします。

Cristal Festivalに来ております!

フランスのクールシュヴェルで行われている
クリスタルフェスティバルに来ております。

Cristal Festivalより
151209_blog.jpg

まず頭に浮かぶ疑問の解決から!

Q:クリスタルフェスティバルとは、一体なに?
A:広告とメディア専門家の国際サミット。
広告のクリエイティブ促進、専門知識の共有、1年間のクリエイティブの総決済を行い、次の年のトレンドを予測するもの、とウェブサイトには記載。
http://www.cristalfestival.com

Q:クールシュヴェルとは、一体どこ?
A:フランスアルプスに位置するスキーリゾート地です。
ジュネーブ空港、もしくはリオン空港から車で2時間以上!
非常に不便なところにあります。

Q:なぜクールシュヴェルの山奥で行うの?
A:不明です。イベント終了時までには解明したいと思います。

さて、9日から始まったクリスタルフェスティバルですが、
カンファレンスだけでなく、広告賞もあり、設けているカテゴリーが非常に興味深い。
いつも、よく見るカテゴリー意外に、IoT、EC、スポーツマーケティング、ブランドカルチャーなど。

ブランドカルチャーなんて、一体どう審査するの?
審査員の1人に聞いてみたところ、「そうだよね〜。ボクも分からない!(笑)」だそうです。

上記のコメントでも感じ取られるように、このクリスタルフェスティバル、
良い意味でも悪い意味でも、とてもゆる〜い。

参加人数はそこまで多くなく、参加者同士が落ち着いてお話できるのが良いのだが、フェスティバルの運営スタイルも落ち着いていて、セッションの順番が急遽変更になったり、時間通りに始まらなかったり、ゆる〜い感じで行われております。

広告賞に関して、興味深い点があと、もう1つ。

1日目の終わりに授賞式が開かれ、発表されたカテゴリーは
デザイン、プレス、アウトドア、インテグレーテッド、ラジオ、フィルムクラフト、フィルム。

フィルム!?初日にフィルム!?

広告賞に対しての勝手な先入観かもしれないが、
フィルムって、広告賞のトリじゃないんだっけ?

そんなことはさておき、受賞された作品をいくつかご紹介!

フィルム部門
Gold受賞 
クライアント:Agence de la Biomedecine
作品名:"The Man Who Died the Most in Movies"(映画で最も多く殺されている男)

解説:
俳優業として、いつも映画で殺される役を演じる主人公。
彼とは違って、ほとんどの人は死を1回しか経験しない。
家族に臓器提供の意思があるかどうか、伝えておこう、というフランスの臓器移植ネットワークの広告。

フィルムクラフト部門
Grand Prix & Gold受賞 
ブランド:Guinness
作品名:"Made of Black"

解説:
特に解説は必要なし!
今年、多くの広告賞で、何度も受賞しており、私の中での今年の広告フィルム#1。
何度見ても、とにかくカッコいい。

フィルムクラフト部門
Gold受賞 
クライアント:AT&T
作品名:"Close to Home"(家はすぐそこ)

解説:
ごく平凡な、平和なアメリカの住宅地の日常を描いたもの。
ゆっくりと進むストーリーの後半には衝撃的な結末が。
運転中、たった一瞬でも、携帯に気をとられることによって、
多くの人の人生を変えることになる。
通信会社のAT&Tが打ち出している"It Can Wait"キャンペーンのオンラインムービーです。
"It Can Wait"とは、携帯をチェックするのは、あとでも良い。運転に集中しよう、という意味。
逆回のVFXが特に評価された作品となります。

アウトドア部門
Grand Prix & Gold受賞
クライアント:Thaly's
作品名:"Sounds of the City"(街の音たち)

解説:
Thaly'sとは、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツの4ヶ国を結ぶ高速列車会社。
パリ、ブリュッセルアムステルダムの3都市で聞こえる様々な音を録音。
イヤホンジャックが多数配置されているビルボードにその音を組み込み、街中に設置。
通りすがりの人がそのビルボードにイヤホンをさすと、
その3都市の街の音を聞く事ができる。

本日はここまで。
2日目、まもなくはじまりま〜す!