読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

GLOBAL CREATIVE TRIP

世界各国を旅しながら働く児玉が、海外のクリエイティブトレンドをいちはやくレポートします。

カンヌセミナー Day 2

カンヌ2日目のピックアップセミナーは
ContagiousとRazorfishによる「Toolkit for Transformation(変化するためのツール)」
というセミナー。

150622_01.jpg

未来へ向けて、世の中はどう変化するのか。
セミナーでは、大きく4つの変化を紹介され、各変化に対し、
消費者・クリエイティブ・組織改革という3方向でどう考えを変える必要があるか、も紹介。

① ブランドへの忠誠心は絶滅する
150622_02.jpg

<なぜ?>
選択肢の増加:消費者には、無数の選択肢が存在し、選択が自由になった。
情報の増加:ソーシャルメディア、ブログ、サイト内でのレビューが多数。
(購入を決意するのに最も効果があるのは、口コミとレビュー)

選択肢と情報の増加によって、消費者は理解と責任をもって、
どのブランドの商品を購入するか、決めることができるようになった。

・消費者は、良いブランドをサポートしたい、と同時に、
良いことを行っているブランドのサポートをしたい。
・消費者は、統計学ではなく、自分のことを理解しているブランドが好き。
データを有効的に使うことが必須!

〈変化するためのツール〉
消費者:消費者を短期間のターゲットとしてではなく、すべてを消費者に合わせる姿勢
クリエイティブ:広告だけでなく、ビジネス全体をクリエイティブに考える必要性
組織改革:消費者に合わせて、常に改革、改訂していく、という志が大切

② つながっていない世界は、今後つながる必要へ
150622_03.jpg
2017年の終わりまでに、今より更に10億人の人がネットにつながる。
が、それでも42億人〈世界人口の約半分〉はオフライン状態が続く。

〈変化するためのツール〉
消費者インタラクティブメディアの時代である今、広告以前に、
消費者へはネットの教育をし、使用可能にする必要がある
クリエイティブブラウザーに制限されないこと
組織改革:ネットにつながっていない人達のニーズに合わせて、企業の未来を導く

③ 良いブランド体験によって、スクリーンから開放される
150622_04.jpg
インターネットは必ずしもスクリーンベースである必要はない。

〈変化するためのツール〉
消費者:スクリーンのためにデザインするのではなく、"ヒューマンインターフェース"のためのデザイン
クリエイティブ:スーパーコンピューターのように考えよう
最先端テクノロジーを使った場合、ブランドはどう変わるのかを考えよう
組織改革:企業は編目の一部分の存在へ
よりつながった、良い体験を人に提供するために、
良いパートナーシップを結び、知識やデータを共有できるようにする

④ 10年後、エージェンシーはアルゴリズムになる
150622_05.jpg
すでに、広告業界では、多くのものが自動化され、効率化されている。
クリエイティブプロセスもいずれ、自動化されるかも!?

消費者が欲しいものを、欲しいタイミングに提供するのに
アルゴリズムが効率よく導いてくれる。

今まで、〈購入への説得〉だったのが、
今後は〈ある欲求を直接満たす〉というのがマーケティングになる。

10年後、混雑した世の中になりそうな10年予報をプレゼンしたContagiousとRazorfishでしたが、最後にヘンリーアダムスの一言でセミナーは締めくくられた。

Chaos often breeds life when order breeds habit. by Henry Adams
カオスは新しい空気を生み出すが、整頓は習慣を生み出すだけ。

カオスを楽しむのみ!

以上2日目でした〜!
また明日!