GLOBAL CREATIVE TRIP

海外のブランド事例やクリエイティブトレンドをいちはやくレポート

カンヌセミナー Day 5

本日、カンヌ5日目!
イノベーションライオンズというフェスティバル内のフェスティバルもはじまりました。

150625_01.jpg
本日のピックアップセミナーは
今年、クリエイティブマーケッターオブザイヤーを受賞するHeinekenのセミナーです。
セミナーは「Thirst for Creativity(クリエイティブへの乾き・熱望)」という内容。
Heineken内でいかにクリエイティブが根付いているか、
社内にあるプログラムを通して説明されました。

CREATIVITY PROGRAM
クリエイティブとは何か、社内で、共通する価値、言語を創造
150625_02.jpg

THE CREATIVE LADDER(クリエイティブの脚立)
クリエイティブの評価システムを開発
150625_03.jpg

〈悪い→良いの順番〉
DESTRUCTIVE:悪い意味で破壊的
HIJACKED:コントロールできていない
CONFUSING:困惑
CLICHE:ありきたり
OWNABLE:ブランドのものに出来ている
FRESH:新鮮
GROUNDBREAKING:斬新
CONTAGIOUS:バイラルになる
CULTURAL PHENOMENON:社会を風靡
LEGENDARY:伝説的

Heineken内でCLICHE以下は認めず、
常にOWNABLE以上を目指している。

CREATIVE LEADERSHIP MASTERCLASS
マーケッターとエージェンシーが参加する、今行っている広告を評価するプログラム
150625_04.jpg
常に初心の気持ちを忘れないため、自信過剰にならないため、
今の広告についてディスカッションし、CREATIVE LADDERをもとに評価する。

THE FOUR CREATIVE PRINCIPLES
Heinekenで大事にしている4つの要素
150625_05.jpg
Squint for Greatness:素晴らしいものを見極める力
Embrace the Potential of Ambiguity:"あいまい"のポテンシャルを大事に
Be Reasonably Unreasonable:現実の範囲内で非現実に
Fail Early Learn Quickly:早めに失敗し、早めに学ぶ

Heinekenの中でいかにクリエイティブを大事にしているか、
感じられるセミナーでした。

カンヌもあとわずか!
また明日〜!