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GLOBAL CREATIVE TRIP

世界各国を旅しながら働く児玉が、海外のクリエイティブトレンドをいちはやくレポートします。

アルスエレクトロニカ Senseable City Lab

アルス4日目、本日はセミナーのお話を。

展示以外にも、毎日、様々な分野の専門家を招き、シンポジウムが開かれています。
そのシンポジウム、どれも専門的で難しい。。。
その中から1つご紹介させて頂きます。

スピーカーはカルロ・ラッティ氏。
MITセンサブル・シティ・ラボのディレクターで、新しいテクノロジーによって、
都市の考え方とデザイン、都市に住む人々の生活がどう変化するかを研究されています。

セミナーではビックデータの分析によって見えてきた人間の行動パターン、
それによって導かれる都市の変化のリサーチをいくつか紹介。

① Hubcab
ニューヨークのタクシーデータをビジュアル化したもの。
どこで乗客がタクシーに乗車し、どこで下車するのか、を視覚化。
乗車と下車が集中する箇所を割り出し、タクシーをシェアできる仕組みを提案。
タクシーの数は減少し、排気ガスと渋滞も減少する。

 

② Tweet Bursts
「人は興奮した時、ツイートの文章は長いのか、短いのか?」
答えを見つけ出すのに、2012年のゴルフマスターズトーナメント中のツイートを分析。
プレイ開始前:ツイートの文章は長く、数が少ない
プレイ中:ツイートの文章は短く、数が多い
このパターンはトーナメント中、毎日続いた。
このようなデータ分析によって、世界で起こるニュースに
世間がどんなリアクションをとっているのか、読み取ることができる。

③ Trash Track
年々、都市部のゴミ排出量は増えるが、ゴミ箱に捨てた瞬間、
そのゴミはどんな旅をしているか、気にしたことがあるだろうか。
2009年、シアトル市民に3000点のゴミを提供してもらい、
1つ1つのゴミにデジタルトラッカーをつけ、どこに行き着くのか、調査を行った。
ゴミを捨てる行為を考え直すきっかけになるとともに、より効率良いゴミ管理を導く。

この他に、興味深いリサーチ内容が多数ありました。

詳しく知りたい方は、Senseable City Labのウェブサイトへ!
http://senseable.mit.edu/

<Senseable という名前についてプチ英会話>
Sense =感知  able = できる
Sensible = 賢明という意味
〈感知できる〉〈賢明〉という2つの意味を組み合わせたセンスのあるネーミングです!

本日はここまで!
明日、最終日です!