アメリカの大統領選に合わせて公開されたJohnnie Walkerの広告。
YouTubeよりスクリーンキャプチャ
アメリカのロス、サンタフェ、ニューオーリンズ、ワシントンDC等で撮影した映像とともに、ウディ・ガスリーの最も有名な歌「This Land is Your Land(我が祖国)」が朗読として入る。この歌の主なテーマは、社会正義と多様性。
ナレーションを読んでいるのはヒスパニック系ナレーターで、英語にはヒスパニックの訛りがあり、ところどころスペイン語が混じっている。アメリカの今をうまく描写している広告です。
ナレーション:
歩いていたら「立ち入り禁止」というサインを発見した。裏には何も書いていなかった。この国は、キミと僕、みんなのものなんだ。太陽が輝き出し、僕は歩き、小麦畑が風にそよぎ、土埃が雲のように浮かぶ。霧が晴れていくと、ある声が繰り返し唱えるのが聞こえてきた。この国はキミと僕、みんなのためのものなんだ、と。リボンのように広がったハイウェイを歩いて、ふと空を見上げるとどこまでも広がっていた。そして、下を眺めると金色に輝く谷が広がっていた。この国はキミと僕、みんなのためのものなんだ。あちこちぶらぶら寄り道をしながら、足の向くまま気の向くままにキラキラ輝く砂舞うダイアモンドの砂漠へ。すると周りのあちこちから声が聞こえた、この国はキミと僕、みんなのためのものなんだ。
最初のコピー:
Only look back to see how far you've come.
振り返るのは、どこまで来たか、確認するためだけ。
最後のコピー:
KEEP WALKING AMERICA 歩きつづけよう、アメリカ
Here’s to the road ahead. この先続く道に乾杯。
"This Land is Your Land" by Woody Guthrie
2015年のスーパーボウルでJeepの広告でも使用された曲です。
Jeep "Beautiful Lands"
曲は違いますが、2013年のスーパーボウルでコカコーラが流した広告も思い出しますね。
Coca-Cola "America the Beautiful"
America the Beautifulというアメリカの愛国歌をいろんな言語で、様々な人種の人が歌っていたことに対し、すごい反響がありました。