GLOBAL CREATIVE TRIP

海外のブランド事例やクリエイティブトレンドをいちはやくレポート

カンヌセミナー2016 Day 2

ライオンズヘルスの授賞式も終わり、
なんとなくカンヌライオンズ本祭が本格的に出動!、という空気感の2日目です!

早速、本日受けたセミナーを。

本日、ご紹介したいのは、チエルワールドワイドのセミナーです。

セミナーのタイトルは、
How the Internet of Me is Changing Our Lives
(Internet of Meがどう我々の生活を変えていくのか)という内容でした。

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セミナーの1番最初に紹介されたのは、
世界経済フォーラムの創設者であるクラウス・シュワプの言葉。
「第4次産業革命は人間の体験そのものに影響してくる。」

第1次産業革命:機械化
第2次産業革命:大量生産
第3次産業革命:自動化
第4次産業革命:フィジカル(リアルな世界)とバーシャルの連結(いわゆるIoT)

テクノロジーの価格が安くなるによって、起こっていることである。
1990年代にインターネットにより、10億人がつながり、
2000年代にモバイルインターネットにより、20億人がつながり、
2020年には250億のモノがつながる、と予想されています。

IoTによって、広告業界が大きく変わることが予想されます。

チエルワールドワイドによると、 以下3つのように変わる。

① プロダクトがサービスとなる 
<事例:サムスンのブラインドキャップ>

② エコシステムにつながるプロダクトの存在 
<事例:グルルのインタラクティブボトル>

③ プロダクトがメディアとなる
<事例:Smart Health Buses>

IoTはすべてのモノがつながる、ということだが、
そのつながるのは、すべて生活者を中心につながることとなり、Internet of Thingsではなく、「Internet of Me」という言い方の方が近い、のだと。

チエルでは、m-branding(=me branding)心がけており、
一人一人の消費者へ、パーソナライズされたブランド体験を提供できる
チャンスが溢れている時代だと、感じている。

本日は以上です。

Bonne nuit!