GLOBAL CREATIVE TRIP

世界各国を旅しながら働く児玉が、海外のクリエイティブトレンドをいちはやくレポートします。

CES2019 マーケティング話題総集編

CESもあっという間に終わり間近です!本日セミナー最終日で明日はまだ踏み入れていない展示場を時間の許す限り、徘徊しようかと思います。

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ラスベガスにはエッフェル塔があります。なんて胡散臭い街なんでしょう!

最終回となりますCES2019ブログは、CESの巷で少し話題になっていた”児玉の勝手な”マーケティング話題総集編です。

 

まずは昨日話題となり、全米のニュース番組でも取り上げられていたのが、

アマゾン 創設者&CEOジェフ・ベゾスの離婚!

と冗談半分で書いてみたのですが、さすがに15兆円の財産を持つ世界一の富豪の離婚にはニュース性あります。

 

マスターカードのロゴリニューアル

 

マスターカードがCESで発表したのは、ロゴのリニューアル。なぜテクノロジーカンファレンスでロゴの話か、というと...

このデジタル時代において、ブランドはモダンでシンプルである必要がある。なので、マスターカードはシンボルブランドになります。デジタルでシームレスに使えれるよう、テキストをなくしました。

Raja Rajamannar, MasterCard CMO

「なーんだ、文字を無くしただけじゃん」と思っているそこのあなた!この決断に到るまでに、20ヶ月という歳月をかけて世界中で調査したそうです。調査結果として、"MasterCard"という文字をなくしても赤と黄色の交わる円を見ただけで80%の消費者はマスターカードと認識できたと言います。さすが、50年以上も存在している象徴的なブランドロゴだから、成せることですね。

 

Netflixインタラクティブコンテンツ

去年12月28日に公開されたNetflixインタラクティブ映画Bandersnatchを見た方はいらっしゃいますでしょうか。「インタラクティブ」という文字どおり、視聴者が特定の場面ごとに提示される選択肢を選ぶごとに物語が枝分かれされていく、というもの。

インタラクティブコンテンツは、今始まったことではなく、Netflixも前から試験的に行ってきているのですが、ここまで大型に成功したものは初めてです。

インタラクティブコンテンツの利点としては、「NO MORE 映画泥棒」が実現するのと、何といっても視聴者の選択肢をデータ化し、マーケティングに活かせる、ということ。

この施策はセミナーでは賞賛されつつも、「ストーリーがインタラクティブである、というストーリー」ではなく、「インタラクティブにより、ストーリーが拡張されるもの」でなくてはいけない、という予言もされていました。

 

AudiとWalt Disneyの提携

正式に言うとAudiではなく、Audiが設立したスタートアップ企業であるHoloride(ホロライド)が、CESでディズニーとの提携を発表しました。Holorideとは、車内VRエンターテインメントプラットフォームです。ただ、車に乗ってVRを楽しむのではなく、実際の車の動きにあわせてリアルタイムで仮想世界に反映されるので、イトーヨーカドーまでのただのドライブが、まるで宇宙の旅へと変わります。こういった技術を持っているHolorideと圧倒的なコンテンツ力を持っているディズニーの提携は強いですね!

 

Echo Autoの登場

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Amazonウェブサイトより

去年9月に発表されたEcho Autoとは、Amazon Echoのラインナップに加わった車内用のもの。CESで紹介される車は、ほぼ何かしらの音声アシスタント搭載ですが、みんながみんな、そんな最先端の新車を購入できるわけではありません。でも車内でも音声アシスタントの需要はあるようで、事前予約だけで100万件以上もある、発売前にして人気商品です。上記のHolorideと同じ車用ではあるのですが、大きな違いとして、Holorideは一人一人の空間に没入するのに比べ、Alexaは共用の場を作る、ということです。Alexaとゲームをしたり、アメリカでは人気急上昇コンテンツであるポッドキャストを聞いたり、孤立するのではなく輪を作る、と言われています。

 

COMMUNAL EXPERIENCE(コンテンツの共同体験)

先ほどのEcho Autoと同じで、家にスマートスピーカーを置くことにより、今まで、それぞれ夢中で自身のスマホと睨めっこだったのが、Alexaに話しかける、ラジオを聞くなど、スクリーンを見る時間が減った、家族との会話が増えた、というお話をたまに聞きます。1つトレンドとして頭を出しているのが、コンテンツの共同体験です。その1つの例がFacebook WATCHとも言えますね。まだまだWATCHが成功するかどうか、微妙なところではありますが、動画を他の人と見て、コミュニティを作っていく、というのは、ユーザーのつながりたい、というい欲求に答えているのかもしれません。

 

と、5つほど、あげれたので、本日のブログは終了です!

Goodbye!  Until next time!

CES2019 これからのエージェンシーモデル

世界各国から約20万人が集うCESですが、ここまでの人数がこの小さな都市に集うと困るのが交通の混雑とスタバの長蛇の列。交通の混雑にはモノレールがおすすめです。朝は満員電車になってしまいますが、タクシーで会場に行こうとしても渋滞に捕まるだけなのでご注意を!スタバの列の攻略法はブログ記事の一番最後にご紹介!

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モノレールの駅から眺めるラスベガスコンベンションセンター

さて、前回のブログでデータの普及によって、コンテンツと広告のあり方が変わってきている、というお話をしましたが、それに伴い、エージェンシーモデルも変わってきています。Reinventing the Agency(エージェンシーの改革)というタイトルのセミナーが開催されるほど、この広告背景でどうエージェンシーが変わっていくべきか、というのもキートピックとなっています。

世界第1位の広告代理店グループであるWPPの元CEOマーティン・ソレルが去年の4月に辞任。その後、S4Capital(エスフォーキャピタル)という会社を立ち上げたことが話題となりました。マーティン・ソレルの野望をセミナーで聞くことができ、彼の思う今後のエージェンシーのあり方をちらっとご紹介します。

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画面左がソレル氏。いつも思うのですが、この人の目力は天下一品です。

S4Capitalを立ち上げた理由とは? 

去年5月、広告業界で最も成長を見せている部分を分析し、3つのエリアに大きな可能性を感じた、という。その3つのエリアを備えた会社を設立。

 

成長を見せている3つのエリア

①ファーストパーティデータ

消費者との関係を構築する力と、その関係への影響力を持つことが最も重要である。GoogleFacebookAmazonによるデジタル広告と検索の独占、そのデータの不透明性により、クライアント側は自分たちでデータの蓄積と分析を行い、直接、消費者との関係構築へ力を入れていることが目立っています。

 

② ファーストパーティデータに基づいたデジタルコンテンツ

データに基づき、スピーディに、デジタルメディアに適したコンテンツの制作。今までとは違い、コンテンツプロダクションはマーケティングの一番最後の工程ではなく、中心的な役割になってきている。今まで、コスト、スピード、クオリティのどれか2つを選べる、と言われていた時代とは異なり、その3つが実現可能となっており、その3つすべてを可能にしたものが勝者となる。

S4Capitalは、世界最大級のデジタルプロダクション会社MediaMonksを買収。WPPも狙っていた、ということも物議を醸しましたね。

 

プログラマティックメディアバイイング

ファーストパーティデータに基づいたデジタルコンテンツを、ファーストパーティデータを利用して、適した人へ適した場所と時間に届ける。

S4Capitalは、ここを解決するのに約3週間前にMightyHiveというアドテク会社を買収。

 

マーティン・ソレル氏曰く、広告代理店グループのBIG6の中で上記のエリアをバランスよく取り入れているのは、dentsuとのこと。元々、メディアは企業の根底にあり、デジタルに強い360iやIsobarを買収し、データマーケティングのMerkleを買収し、ソレル氏の言う重要エリア3つを網羅しています。

 

クライアントの変化

「変わらなきゃ!変わらなきゃ!」とプレッシャーを感じ、言い続けてきたクライアント側も、自分たちのビジネスモデルを作り変えようとしているのをすごく感じるCESである、とソレル氏。大企業のP&Gでは、ミレ二アル世代と、どのようにして関係性を構築していくか、社内では100〜120ものの実験を行なっている、と言う。突然現れ、市場2〜3%のシェアを持って行く若いブランドに対抗するため、大企業は特にこのような実験が必要となっています。

CESでクライアントと多くのミーティングを重ねている、というソレル氏ですが、クライアントが口を揃えていうことは、「スピードが足りない」。データを分析し、そのデータに基づいたコンテンツ排出までのスピードに皆さんは悩まされているようです。そのこともあり、エージェンシー機能・プロダクション機能を自社に組み込むIn-Houseスタイルが進んでいることも現実です。

S4Capitalが目指すのは「より早く、より安く、より良く」。ソレル氏自身「下品に聞こえるかもしれないが、今のクライアントが求めているのは、簡単に言うと、この3つであり、それを実現するために、このようなインテグレーテッドな体制が必要」と公言していました。

 

In HouseをサポートするS4Capital

ソレル氏率いるS4CapitalはIn-House Agencyモデルに対して否定的ではなく、むしろ促進しているようにも思える行動を取っています。

① S4Capitalの社員がまずクライアント企業に出航

② クライアントが必要としているチーム体制を考える

③ そのチーム体制に合わせて人事/面接を行う

④ チームが揃ったところで育成する

⑤ チームが自分たちで稼働できるようになったら、S4Capital社員はバイバイ!

⑥ S4Capitalはコンサル業務とし、サポートし続ける

クライアントからエージェンシーに要求しているのは柔軟性である。スーパーボウルなど大きな広告イベントで大きなエージェンシーの力が必要となるかもしれないですが、キャンペーンという考えが薄れている中、常に年間を通して柔軟に、かつお手頃価格でコンテンツを制作できる体制が必要とされている。

Embedded Agency Model(エージェンシーがクライアントに出航する)はよく聞きますが、体制を作って去る、というのはなかなか聞かないかもしれないですね。

 

さて、皆さんが一番気になっているであろうスタバの長蛇の列の攻略法とは!

ホテルの部屋に備わっているタブレットから、注文し、店舗でピックアップすることによって、朝はスマートにスムーズ!

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残念ながら、このホテルに宿泊していないので利用できず...

CES2019 CONTEXTUAL ADVERTISING

砂漠のど真ん中にいるからなのか、全身乾燥気味の児玉です。

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中心にある建物群が開催されているラスベガス中心街

さて、1つ前のブログではコンテンツと同じほど、コンテキスト(文脈)が重要であると言われているとご紹介したのですが、ブランドはどのようにコンテンツにコンテキストを加えていけるのでしょうか。


Transforming Contextual Advertising and Media(コンテクスチュアル広告とメディアの改革)というセミナーで紹介された事例をいくつかご紹介します。

若干「コンテクスチュアル広告」というよりは「コンテクスチュアルコンテンツ」の内容でしたが。

※CONTEXTUAL ADVERTISING = 文脈に基づいた広告

 

Spotify(スポティファイ)がCESで発表した新しい広告枠

Spotifyは世界最大のストリーミングサービスです。Spotifyの最も人気コンテンツで、他プラットフォームとの差別化コンテンツとなっているのがDiscover Weekly。

 

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Spotifyウェブサイトより

<Discover Weekly(ディスカバー・ウィークリー)とは>

毎週月曜日、各アカウントの視聴履歴から算出したそのアカウントだけのプレイリストを全2億名のユーザーに提供しているサービスです。そのプレイリストは"Discover"ということもあり、"お気に入り"とは違い、AIとデータを使って、そのアカウントの好きそうな今まで出会っていない音楽を紹介してくれる、というのが特徴となります。

ブランドがスポンサーしているプレイリストの提供は、数年前からSpotifyの広告形態として存在していたのですが、Discover Weeklyのコンテンツに広告枠を持たせる、というのは初めてで、ここまでエンゲージメントの高いコンテンツでの広告チャンスはちょっとしたニュースになっています。Discover Weeklyプレイリスト内の音楽の合間にラジオ広告、もしくは動画広告を掲載することを可能にし、β版としてまずMicrosoftの広告を流す、と発表しています。

Discover Weeklyは、一人ひとりに向けたパーソナラズされたコンテンツですが、その合間に流れる広告が今後、どこまでパーソナライズされていくかが気になりますね。Spotifyの登壇者も結局、Discover Weeklyのように一人ひとりに向けたパーソナライズされたコンテンツは可能となったが、広告に関してはそこまで至っていない、というふうに言っていました。

 

Spotify自身の広告として、面白い施策があるので、それもちらっとご紹介!

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Spotifyウェブサイトより

年末に1年の振り返りキャンペーンとして、その年ヒットした曲やアーティストをビルボード広告に掲載するのが定番化しているSpotifyですが、2018年の広告はユーザーのアカウントデータを使用して作られたもの。(もちろんユーザーに許諾をもらって...)プレミアムユーザーに向けたサービスであり、ユーザーの1年を振り返ったWrapped Cardという成績表みたいなものを世界の象徴的な場所(タイムズスクエア、ピカデリーサーカスなど)で掲載するチャンスを与えました。

 

Spotifyは、AIとデータを使ったデジタルコンテンツですが、近年、デジタルが進むにつれ、リアル空間の体験型、というのがトレンドとなっています。そのリアルスペースを使ったコンテンツも1つご紹介します。

 

refinery29(リファイナリー29) 

refinery29とはミレ二アル世代から圧倒的な指示を誇る女性向けメディアです。もちろんデジタルコンテンツ内にネイティブアドとして、広告を掲載することが可能なのですが、リアル空間で行なっている人気コンテンツとして「29Rooms」という展示イベントがあります。

29の部屋に29のアーティストが独自のインタラクティブ空間を作り上げる、というアートとカルチャーを楽しむ人気イベントです。もともとニューヨークで始まったのですが、今は他の都市で地元のアーティストとコラボして開催されています。

もともとは純粋にファンを楽しませるイベントとして始まったのですが、徐々にブランド側から自分たちも部屋が欲しい、という要望があり、今は29の部屋のうち、8か9部屋がブランドに設けられています。

去年9月、29Roomsに参加したRevlon(化粧ブランド)はタッチアップスペースを作るとともに、Refinery29の購読者たちと作り上げた商品をその場で販売する、ということをやっていました。商品開発、コンテンツ、リテールがうまい具合混ざり合っていますね。

 

CONTEXTUAL ADVERTISINGが本領発揮するのは、まだ先、と言われていますが、成功させるための3つの成分は決まっているようです。

① 消費者の行動、欲求、気持ちを知るためのデータ

② 消費者が共感できる、楽しめるコンテンツ

③ データを利用して、適したコンテンツを適した場所に組み合わせるコンテキスト

 

また、今、広告業界で最も重要視されているのがスピードであり、これらをどうリアルタイムで行なっていけるかが課題になってきそうです。

 

次回は、このような広告背景で、どうエージェンシーとブランドが変革しているか、です!

CES2019 CONTENT is KING. CONTEXT is ...

年に何回か、海外で開催されるカンファレンスに参加しているのですが、どのカンファレンスも独特の空気感があり、「あっ来た」と思う瞬間があります。

カンヌだと清々しい海風に暖かい日差しを浴びながら会場へ向かう時に「あっ来た」と感じるのですが、CESも同じく会場へ向かう時、カンヌに比べて爽やかさはないですが「あ来た」と感じます。

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平日の朝一のため、カジノはガラガラですが...

スロットマシーンを通り抜けて訪れるのは、マーケティングをテーマにしたセミナー会場です!

 

去年からよく耳にする言葉、それは

Contexutal Advertising(コンテクスチュアル広告)

今年のCESの最初2日間だけで、Contextual Advertising! Context! Context! Context!、と明らかにトレンドしています。

 

1996年、マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツがインターネットの夜明けに"Content is King(コンテンツは王様)"という題名のエッセイをマイクロソフトのウェブサイトに掲載しました。

テレビ革命では、当初様々な業種は潤ったが、結局長期的に成功したのはテレビを通して情報とエンターテインメントを提供したコンテンツプロバイダーである。インターネットもテレビと同じで、インタラクティブなネットワークであることによってコンテンツの定義は広範囲に渡るが、結局は質の高いコンテンツをインターネットを通して提供したものが成功し、インターネットを飛躍させる、とビル・ゲイツは示唆していた。

23年後の今、読み返すと感慨深いですね。(原文はこちら。日本語訳はこちら。)

 

今年のCESのセミナーで言われていたのは、

Content is King.  But Context is the Key.

コンテンツは王様だが、コンテキスト(文脈)が鍵を握る。

「コンテキストは王女」「コンテキストは神」と様々な言い方はありますが、とにかく文脈は重要、ということですね。

 

コンテンツが王様なのは変わらないのですが、いくらプレミアムな素晴らしいコンテンツだったとしても、全く興味のない人にとっては、価値のないものとなります。よりコンテンツに価値を持たせるにはコンテキストが鍵となります。

 

CESでこの話題になるのは、やはりこのコンテキストの暗号を解くにはデータが必要であるため。今はデータによって、誰が、いつ、どこで、何に興味を持っているかがわかるため、文脈に沿ったメッセージングがある程度、実現可能となっています。このRight Message to the Right Person at the Right Time(適したメッセージを適した人へ適したタイミングで)というのは結構前から言われているものですが、今、重宝されているのは、データそのもの(WHAT)ではなく、データの隙間にある「なぜデータがそう示しているのか」(WHY)である。

 

WHAT:この人がここでこれを買った。

WHY:この人がここでこれを、なぜ買ったのか。

 

WHAT:このコンテンツのエンゲージメントがすごくよかった。

WHY:このコンテンツのエンゲージメントが、なぜよかったのか。

 

WHYを解読することによって、本当の意味で消費者を理解にすることができ、よりその人に適した=より価値のあるコンテンツを提供することができます。結局はデータに頼りきるのではなく、そのデータを利用して、深い理解へとつなげる、ということですね。

CES2019 注目製品

本日から展示会場の扉も開き、正式にCES開幕です!

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朝4:00...情報番組の生中継...ご苦労様です!

CESの展示といえば、まず注目が集まるのはテレビ!そして、Car Electronics Showとも呼ばれるほど、!そして、近年シェアを拡大しているヘルス&ウェルネス!あとは、ナニコレ?と思うような珍ネタと合わせて、メディアに取り上げられるのが定番、と言ったところでしょうか。

 

そこで、今年話題になっている製品を軽くご紹介!

 

テレビ部門

LG「巻けるテレビ」

まるでポスターのように薄く、湾曲できるテレビをここ何年かCESで発表しているLGが今年、やっとコンセプトではなく店頭発売に至るそうです。個人的には、すぐ壊れるのではないか、心配になっちゃいますね...。

 

車部門

日産「見えないものを可視化するI2V(Invisible-to-Visible)技術」

車内外のセンサーが収集した情報とクラウド上のデータを統合することで、クルマの周囲の状況を把握するだけでなく、クルマの前方の状況を予測したり、建物の裏側やカーブの先の状況を映し出したりすることを可能と、究極のコネクテッドカーを実現する技術となります。また安全性、利便性だけでなく、車内にアバターが現れるなど、コミュニケーション、エンターテインメントと、ドライブの楽しさもサポートします。

 

ヘルス&ウェルネス部門

P&G「LifeLab」

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Procter & Gambleホームページより

近年、CESが面白い、と思うポイントは昔だったらCESに関係なかった家電メーカー以外の企業の参入です。美容界大手L'OrealのCES参入はまだ記憶に新しいですが、今年、世界第2位の広告主であるP&G(去年12月Samsungに抜かれましたね)が初めてCESで展示し、R&Dに力を入れていることアピールしています。

P&Gは、日用品とサービスに最新テクノロジーを融合することで人々の生活を変えていきます。「もしもこんなことができたら?」という質問に答えていくことで、優れたコンシューマーエクスピリアンスを提供していきます。

Marc Pritchard - Chief Brand Officer, Procter & Gamble

 

<Heated Razor by Gillette Labs 加熱式シェーバー>

たった1秒で加熱され、まるで床屋で髭剃りされるような快感を得られるシェーバー。

 

<Opte Beauty Wand 美を導く魔法の杖>

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DIGITAL TRENDSホームページより

これは使ってみたい!P&Gが投資しているスタートアップOPTEが開発したビューティワンド(美の魔法の杖)というもの。青色LEDが搭載されたカメラで顔をスキャンすることによって、目では見えない肌のシミまでを察知し、そのシミの色相、大きさ、濃さを分析します。そのあとがすごい!デバイスの中に内臓されているマイクロノズルから、そのシミにカスタマイズされたセラムを肌へと吹きかけます。セラムにはスキンケア効果があるため、肌を根本から綺麗にしていくだけではなく、色素が組み込まれているため、ファンデーション替わりにもなる、という優れもの!

 

<SKII Smart Store 次世代スマートストア>

日本ですでに体験された方もいるかと思いますが、顔認証技術やAIを使ったSK-IIの考える次世代の体験型リテールストアも発表されています。

製品だけでなく、サービスにもテクノロジーを融合することでカスタマーエクスピリアンスを拡張しようとしているP&Gです。

 

そのP&Gの競合でもあるJohnson & JohnsonのNeutrogenaからも面白い製品が発表されています!

 

<Neutrogena MaskiD>

自分の顔の写真を撮るだけで、自分の顔にぴったりカスタマイズされたマスクを作れるMaskiDという製品が発表されました。自分の顔の形状にぴったりなだけでなく、顔の写真から肌状態を分析し、どの部分にどのような成分が必要かもわかり、マスクにその成分を組み込む、というのがすごいところ。まさに、自分のためだけのマスク。発売日は...未定。

 

ナニコレ部門

Breadbot(パンロボット)

6分毎に焼きたてのパンを自動製造するパンの自動販売機!?

今年のCESで一番話題になっている気がします...

 

と毎年お祭り騒ぎな感じで多種多様な製品とサービスが発表されますが、一番の主役はこれらをすべて可能にしているAIとデータ、ですね。

CES2019 始動!

明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いいたします!

と、新年のご挨拶は毎年恒例、CESが開催されているラスベガスから、となります。

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2019年1月7日:毎年代わり映えしないラスベガスコンベンションセンター

CESの展示場の扉が開くのは、明日1月8日からのため、準備真っ只中の展示会場ですが、週末から各社のプレス発表会が開かれており、本日から本格的にセミナー等も始まり、少しずつ賑やかになり始めているCES会場から、本日のブログをお届けします!

 

CESは、ただのカンファレンスではなく、毎年、年始に世の中がどう変化していくのかを示唆する、世界注目のイベントです。今朝テレビをつけると、視聴者数が全米トップの朝の情報番組TodayでもCESが紹介されているのを見ると、世間一般的に注目されているのを実感します。

 

CESが本格的に始動する前、まず話題になるのが(プレス発表する新製品以外に)ラスベガス周辺に登場する広告です。CESの開催に合わせて、大手企業はラスベガス周辺に派手な広告を出すのが毎年注目であり、その年、何が話題になるのか、垣間見ることができます。 

去年は一昨年のAmazonのAlexa祭りに対抗し、Googleが大きなビルボード、モノレールをハイジャックし、"Hey Google"というフレーズを掲げてGoogle Assistantを広告したのが記憶に新しいですね。今年も去年と同じ、”Hey Google”と書かれたモノレール車両と、去年より大きくなった展示スペースが目に入ってきます。

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Googleの展示スペースの後ろに見えるGoogleラッピングされたモノレール

しかし、今年、先駆けて話題となったのは毎年不参加が目立つAppleの広告です。今年も参加していないのに、この13階分の高さを誇るメガビルボードで話題を勝ち取っていくApple、なんて憎いんでしょう。しかも、会場となるラスベガスコンベンションセンターを見下ろす形がなんとも言えませんね。

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メイン会場であるラスベガスコンベンションセンターを見下ろすビルボード

コピーは、"What happens on your iPhone stays on your iPhone"

英訳:あなたのiPhoneで起こったことは、あなたのiPhone内に留まる。

ラスベガスの有名フレーズ「ラスベガスで起こったことは、ラスベガスだけに留まる」を文字っています。ラスベガスは大人の遊園地として盛えている場所であり、ギャンブルしすぎても、飲みすぎて羽目を外しちゃっても、それはラスベガスに留まるので、安心して、思いっきり楽しもう!という意味です。

ただし、Appleが言いたいのは、Appleを思いっきり楽しんで!という純粋なものではなく、(顧客データを使って消費者にモノを買わせようとしているAmazonGoogleとは違って)Appleはあなたのデータを大事にしていますよ、というメッセージである。コピーの下に記載されているapple.com/privacy(Appleのプライバシーに関するリンク)にその意味が込められているのがわかります。

ということで、今年のキートピックの1つはプライバシーとセキュリティーですね。データが必須となるインフラの中でプライバシーとセキュリティをどう考えていくかが、今後大きな課題となります。

この広告の裏側にはAppleスマートスピーカーであるHomePodがAmazon EchoGoogle Homeに比べ、伸び悩んでいる腹いせ、というふうに囁かれてもいますけどね...。

 

Googleは去年より展示スペースを大きくし、今年も多くの話題を呼ぶ見通しです。準備中のスペースを通りがかった時、小さな遊園地化していましたからねっ!やることが派手ですね〜

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今年のGoogle展示スペース2階に見えたのはGoogle流イッツ・ア・スモール・ワールド

 ということで、CES2019、いよいよ開幕です!

dmexco 2018 - 横派?それとも縦派?

年間多数のセミナーに参加していると、よくスマホ誕生前とスマホ誕生後の比較画像を目にします。2005年と2013年、ローマ法王が選出された時のサンピエトロ広場を捉えたものですが、当時、この比較画像が話題となりました。

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しかし、この5年間、さらなる変化があると言われています。

 

それは、スマホの持ち方。

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