GLOBAL CREATIVE TRIP

世界各国を旅しながら働く児玉が、海外のクリエイティブトレンドをいちはやくレポートします。

心地よい動画たち 広告事例

夏も終わり、9月突入の第1週目。ざわざわと慌ただしくなる毎日。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?少し疲れたかも、と思っているそこのあなたにお届けする今回のブログ内容は、心地よい動画の広告事例です。

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YouTubeよりスクリーンキャプチャ

去年から今年にかけてASMR動画*(聴覚に刺激を与えて心地よい感覚を提供する動画)が流行りましたね。そして最近では、ASMRの視覚版として、Oddly Satisfying Videos*(不思議と満足する動画)が注目を浴びていること、ご存じでしょうか?Oddly Satisfying Videosは、数年前からインターネットで流行っている動画のジャンルです。繰り返される動作、パターン、シンメトリーなどを用いて、「なんだかわからないけど、心地よい」と見続けてしまう動画のことです。

*ASMR: Autonomous Sensory Meridian Response(自律感覚絶頂反応)

*Oddly(オッドリー:不思議と)Satisfying(サティスファイング:満足できる様)Video(ビデオ:映像)

 

これらの手法を今、広告に用いているブランドが出現しはじめ、その中からいくつか、動画をご紹介します。「脳へのマッサージみたい」とまで言われており、ストレス解消の働きもあるのだとか。では、心地よい体験をどうぞ!(ヘッドフォンでのご視聴をオススメします)

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カンヌセミナー2019 Day5

カンヌ5日目!&最終日!そろそろ、日本に帰国したら何を食べようかなー、と瞑想しはじめている児玉です。白金にあるお蕎麦屋さん夢保の天ざる、づけ鮪の山かけと瓶ビールですかね。

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今年のクリエイティブ・マーケター・オブ・ザ・イヤーを受賞したAPPLE

そんなことはさておき、最終日は基本的に毎年、会場から人が少なくなります。カンヌを満喫できなかった人たちが最後に駆け込み寺ってるのでしょうか。そんな中、今年マーケター・オブ・ザ・イヤーを受賞したアップルのセミナーが最終日であったにも関わらず、大盛況!そのセミナーを少しご紹介。

 APPLE(アップル)

アップルのセミナーの題名は「Simple is Hard(シンプルは難しい)」。この言葉は創業者のSteve JobsとChief Design OfficerのJonathan Iveが口にした言葉であり、アップルの文化に根付いている言葉です。

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アップルのDNA=シンプルさ、クリエイティビティ、人間性

アップルが大事している3つのブランドコアとは、

- SIMPLICITY

- CREATIVITY

- HUMANITY

 

SIMPLICITY

どのプロダクトも美しくシンプルなAppleの商品は、どれもカルチャーにインパクトを与えている。その理由として、登壇したアップルのTor Myhrenm(トア・ミレン)は以下のように述べていました。

A simple product combined with creativity becomes iconic.

シンプルなプロダクトにクリエイティビティを組み合わせると、それは時代のアイコンとなる。

トア・ミレン(Vice President of Marketing Communications)

例えば、私が学生時代、衝撃を受け、憧れを覚えた初代iPodの広告。商品はすごくシンプルなデザインなのに、広告がずば抜けてかっこいい。

15年後でも色褪せない上記の広告ですが、AirPodが発表された2年前、その時のクリエイティブを今の時代へ作り変えた動画もセミナー中に紹介されました。

シンプルさは、商品にだけでなく、それはマーケティングにもつながっています。研ぎ澄まし、研ぎ澄まし、本当に重要なことだけをメッセージとして残す、という手法を取っています。

 

CREATIVITY

クリエイティブ業界のためにプロダクトを作っているので、広告はもちろんクリエイティブである必要がある

アップルはクリエイティビティにストイック、というのはわかるのですが、コミュニケーションに対して、2つの特徴があります。

<広告は一切調査にかけない>

ブランドがどういったものか、誰よりも理解している自信があり、自分たちの持っているクリエイティブ本能を信頼している。

<エージェンシーは多数ではなく、1社>

アップル内にあるインハウス・エージェンシー以外で、ここ20年間、唯一協働している外部エージェンシーは1社、TBWA\Media Arts Labだそうです。(ローカル地域を除く)全てをインハウスにするのではなく、外部エージェンシーとパートナーシップを結ぶ理由としては、客観性。インハウスとTBWA\Media Arts Labには程よいライバル関係が存在し、具合が良いらしいです。

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広告よりもプラットフォーム

広告よりもプラットフォーム

現在、キャンペーンに注目するほどの忍耐と注意力が世間から欠けており、大々的なキャンペーンが通じる世の中でなくなっている、とトアさんは説明していました。そこで、アップルが大事にしている考えとは、広告よりもプラットフォームです。単発的な広告よりも、大きなアイデアを長期に渡って、様々な形態、多種多様な場面を使って、伝えて続けられるプラットフォームのこと。

#ShotoniPhone(iPhoneで撮影)

#ShotoniPhoneはキャンペーンではなく、どの媒体でも美しく姿を変え、iPhoneのカメラの性能と、クリエイティブを推進するアップルの考えを伝えるプラットフォームと言えます。

2015年カンヌライオンズのアウトドア部門でグランプルを受賞した「iPhone6 World Gallery」という施策では、25ヵ国、73都市、1万箇所以上で、iPhoneで撮影された写真を"Shot on iPhone6"というコピーのみで公開されました。

また、「iPhone6 World Gallery」のような大きなスケールだけでなく、#ShotoniPhoneはソーシャルメディアでも使用されています。しかも、その使い方がアップルらしく潔い。アップルのインスタブラムアカウントは、すべてが#ShotoniPhoneに捧げており、それ以外のコンテンツを掲載していないのです。

#ShotoniPhoneという大きなプラットフォームがあると、適応能力が半端ないですね。

 

Behind the MacMacの向こうから)

そして、#ShotoniPhoneに続く、プラットフォームとして紹介されたのが 、去年発表されたBehind the Macというもの。今年のフィルム部門でゴールドライオンを受賞しています。

スティーブ・ジョブズの名言である、「情熱のある人は、世界を変える力を持っている」を体現している動画です。すごくシンプルな動画なのですが、音楽の選曲、署名人の実際の写真を使用している、という点で伝わる説得力。「情熱のある人」「世界を変えている人」の側にあるのはMacであり、そんな人たちをアップルは応援します、というのが伝わってきます。今後このBehind the Macというプラットフォームでの様々な展開が期待されます。

20年以上前に公開されたアップルのThink Differentの広告とメッセージは同じですが、現代版にリニューアルされた感覚でしょうか。本当にブレない、というのがアップルの強みですね。

Steve Jobsスティーブ・ジョブス)はこの広告について、以下のように述べたようです。

登場している人の中で、すでにこの世にいない人たちもいるが、この世にいたら、彼らはMacを使うだろう。

スティーブ・ジョブズ

Behind the Macの動画を見ると、「スティーブさん、確かにそうかもしれませんね」と言いたくなります。

 

セミナーの最後を締めた言葉とは、

Creative people will change the world, and we will continue making products for these people.

クリエイティブな人は世界を変える。そして、私たちはこの人たちのために商品を作り続ける。

iPhone vs Androidの話題が上がると、「機能的にAndroidの方が圧倒的に優れているのに、アップルに騙されているだけだよ!」とアップル信者はバカにされがちですが...このセミナーを聞いて、スーッとした、というか、ブランドのパワーとブランドを表現するクリエイティブの力って、すごいな、と最終日にして、再認識するきっかけとなりました。

では、オールヴワール&アビエント!

カンヌセミナー2019 Day4

カンヌ4日目!カンヌの折り返し地点を迎え、「あれ、疲れてるかも!?」と自問自答しはじめている、児玉です。

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授賞式終わり。レッドカーペットはワチャワチャ状態

 今年はクライアント/ブランドのセミナーがいつもより多いと感じるのは私の気のせいでしょうか...?本日、登壇していたのは、グミのHARIBO、LEGO、Guiness、Dunkin' (Donuts)などと、グローバルブランドが目白押し。そんなセミナーの中からいくつか、ご紹介を! 

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カンヌセミナー2019 Day3

カンヌ3日目!時差調整を素晴らしく成功させたことに自己満足している、児玉です。(いや、本当に!夜中に一度も起きず、朝7時、8時頃に自然と目が覚めます☆)

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カンヌらしい1枚をどうぞ!ビーチに連なっているのは、TwitterFacebookGoogleSpotifyがスポンサーしているビーチハウスです。

カンヌ3日目、メインステージに登壇したのは、ユニリーババーガーキングウェンディーズ、P&G、とメガブランドだらけ!その中から、今回もざっくりと内容をご紹介!

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カンヌアワード2019 Day2

カンヌ2日目に行われた授賞式で発表された受賞作品は、クラフトカテゴリーとエンターテインメントカテゴリーです。クラフトカテゴリーには、インダストリークラフト、デジタルクラフト、フィルムクラフトと部門があり、エンターテインメントカテゴリーには、エンターテインメント、エンターテインメントフォーミュージック、エンターテインメントフォースポーツ、とそれぞれ部門があります。(なんかカタカナだらけになりましたね)

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毎年ステージのデザインが変わるのですが、今年はこんな感じ

映像出身の制作プロデューサーである児玉としては、フィルムクラフト部門はどこか心をくすぶられるので、フィルムクラフト部門でグランプル・ゴールドライオンを受賞した作品をご紹介します!

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カンヌセミナー2019 Day2

カンヌ2日目!昔はフランスの店員に「マドモワゼル」と呼ばれていたのが、今は「マダム」としか呼ばれなくなったことに少し寂しさを感じる、児玉です。

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本日の目玉:Droga5とAccenture Interactiveのセミナーはほぼ満席!

そんなことはさておき、2日目のセミナーをざっくりとご紹介!

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カンヌセミナー2019 Day1

今年もカンヌの季節が到来しました!ほんっとに1年が早いですね。今年で参加6年目となるのですが、なんとなく感じる、今年のカンヌは...パ・ス・テ・ル...?

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今年の旗も、カンヌバックも、パステルカラー

やさしい色合いの今年のカンヌ。1日目に参加したセミナーから話題をいくつか、ざっくりとご紹介いたします!

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