いつのまにか5月に入り、季節が初夏へと移り変わった今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。家で過ごす時間が圧倒的に多くなり、今では家は寝床だけでなく、映画館、ジム、レストラン、スパ、ライブハウス、農園などなど、さまざまな形へと変貌している、という方が多いのではないでしょうか。
長期戦となっているコロナウィルスとの戦いで、この約2ヶ月で消費者へ対するコミュニケーションがどんどん進化してきた、とアメリカのアンハイザーブッシュインベブのCMOがAdweekの記事で言っていました。(以下記事より抜粋)
一番最初に、ブランドとして、どうコロナと戦っていけるのか、と考え、自社の工場で消毒液を作ったり、スポーツチームと協力してスタジアムを赤十字サポートセンターに作り変えたり、コロナとの戦いを支援しました。次に、「どうすればいいの?」「どう適用すれば良いの?」と不安に陥る消費者と全体的に重々しい空気が漂う中、あえて前向きな明るめなトーンで#StayHomeを提唱する広告をいくつか公開し、ムードを変えようとしました。そして、いま、多くの人が新しく変わった生活に慣れはじめ、家で楽しみながら人との新しいつながり方を発見しています。各ブランドではバーチャルハッピーアワーや、音楽ライブ、生ゲーム番組など、家にいながら人とつながるエンタテインメントコンテンツを提供し始めています。
外へ遊びに出れず、家で過ごす「おうち時間」にブランドとして何を提供できるのか、どう消費者を楽しめられるのか、どのブランドも思考を凝らしているのが、見える最近の海外広告事例をご紹介いたします。
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