映画好きなの人、必見のコンテンツストリーミングサービスのご紹介を!
「NETFLIX、HULU、AMAZONなどに登録していればいいや」と言わず、ひと月5,99ユーロだったら加入してもいいかな、と思うサービスをセミナーで知りました。
MUBIウェブサイトのスクリーンショット
MUBIとは、毎日1本、専門キュレーターが厳選してセレクトした映画を紹介するコンテンツストリーミングサービスです。1本追加されるごとに、1本削除されるというシステムで一度に30本の映画のみ、提供しています。
「NETFLIXでいいじゃん!」という声が聞こえてきそうですが、このようなキュレーションサービスは今後どんどん増えていく傾向にあると思います。というのも、今はコンテンツの量が多すぎて、ストライクゾーンになかなかハマらない、というのが現状。
ただ、MUBIのCEOであるEfe Carakel曰く、このサービスはNETFLIXの代わりになるものではなく、NETFLIXの脇役的存在として作ったのだ、と。長い目で見て、将来的にコンテンツストリーミングサービスはNETFLIX、Amazon、Google、Appleの四天王に支配される、という。資本の桁が違いすぎて、太刀打ちできず、その四天王と差別化できるサービスを考える必要があり、ニッチなマーケットで攻めた、とのこと。
基本的にはアートハウスシネマを中心としたセレクションであり、特定のファンベースをターゲットにしているため、コミュニティ感が強く、根強いファンがいる。今後、クラシック映画、ボリーウッド、フランス映画、など特定ジャンルのコンテンツストリーミングサービスが出てくるのでは、と予想していました。